小生が行っているライフサポート群馬相談室は設立から6年が経過して述べ3500人ものご利用をいただいています。相談室では様々な方からの電話があります。ある日Sさん(30歳代の女性)から「私は体調を壊して会社を辞めて、毎日寝られないし、食べられないし・・・と言う事を、ある相談室に言ったら、その相談室では『あなたは病気ですね。病院に行って下さい』とアドバイスされて、私の話を聴いてくれないんです・・」と訴えてきました。

我が相談室では相談者の“味方になりきる”という姿勢で対応していますので「聴いてもらえなくて悔しかったね。話してくれてありがとう・・」と応答すると、堰を切ったようにSさんは今までの事を話し続けてくれました。そして話がひと段落すると「やっぱり病院に行った方がいいですかね?」と自分から発言されました。

翌週Sさんから電話があり「病院に行ってきました!」と話してくれて、少し落ち着いたとの事です。

アドバイスすることはたやすいことですが、結果として話した相手が行動しないと何の解決にもなりません。相手が自律的に行動できるために相手の承認欲求を満たす“味方になりきるコミュニケーション”により、自律的に行動してくださいます。このようなコミュニケーションを多くの方に広めていきたいと思います。

承認欲求を満たすと自律的に行動する-1

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