10334305_644710605623894_735726435432957640_n[1]

8月の3日間の傾聴ボランティア活動で仮設住宅にお住いの皆さんのお話や、傾聴ボランティアの皆さんの感想から改めて感じたことは、【人は認められて、誰かの役に立つことで生きがいや、やりがいを感じることができる・・・】と改めて感じた。
震災で特に放射能でやむなく仮設生活をしなくてはならなくなった皆さんは、戦後自分で開拓した農地や、シイタケの榾木、大切に育ててきた名産の飯舘牛などを手放したが、除染して本当に元の生活に戻る事ができるのか?歳を重ねて衰える自分の体力や気力・資金面でも出来るのか?このまま確実に毎年歳をとって老いていく、若い人は村に帰るだろうか?仮設住宅で生活をさせていただいていることや、全国のボランティアの皆さんが来てくれるのはありがたいが・・・。
仮設の周りで畑を借りて農作物を作ったり、プランターでの野菜や花栽培だけでは満足できないだろう。きっとこのような状況では生きがいややりがいにはならない。
仮設に生活している人たちへは支援ではなく、自立して生活していく術を一緒に作っていくことが大切を思う。一人ひとりは農業や酪農のプロ集団であり、働いて得た農産物や工芸品(おばちゃんたちが作っている手芸など)などを、販売する⇒購入者は喜ぶ⇒お金を払う⇒仮設の人がやりがいを感じて自立していく???このようなお金やサービスが循環するシステムになっていかないと、満足度にはならないように思う。
そうは言っても小生が出来ることは話を聴かせていただく事。これからも精一杯活動を続けて仮設のお住いの皆さんが安心できるような関わりをしていきたいと思う。

自分に出来ることを継続していきたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です